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2005年8月30日 (火)

『ぺとぺとさん』07「ちりんちりん」

 結局のところ、ぺと子一行の東京行きは前田兄との伏線を作るためだけだったのか? だとしたら贅沢というか、逆に淡白過ぎるというか。
 ドタバタ劇はあるにはあるけれども、沙原姉妹を代表とする攻撃的なキャラと真壁姉妹を代表とする温和キャラの両極端しかいないのでボケとツッコミが機能せず構造的にドタバタがあまりうまく機能しないので余り意味がない。
 例えば、くぐるの凶暴な態度を受ける(そして切り返せる)人物がいないので、彼女がただのチンピラになってしまう。また、ぬりちゃん・こぬりちゃんへのリアクションももっと広げればさらに美味しいのはずなのだけれども。
 そもそも、主人公のぺと子が無条件に争いはダメというキャラなので「事件」による面白味を潰してしまう上に、「事件」そのものの後味を悪くしてしまうという困ったキャラ。主人公ならもう少し鷹揚に構えていた方が良さそうなのだが。そのぺと子以上に困った存在なのがシンゴ。ぺと子が「拾えない」キャラならば、彼が代わりにレシーバーなりセッターなりをして各キャラの連携を取らせれば良いのだが、実際は単に「良い目を見るだけの要員」になっているのが困りモノ。(東京行きから外されたのも、彼が居ても居なくても構わないキャラの証拠)
 このキャラ配置のバランスの悪さがコメディやシリアスの時にガンとなってしまっている。この作品の売りはほのぼの……というほのぼのしか出来ないというのが実情だろう。
 各キャラの単発の小ネタ自体はなかなか面白いのに、それを繋いで畳み掛けたり、広げたり出来ないのは実にもったいない……。

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