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2005年8月31日 (水)

『ガラスの仮面』21「炎のエチュード」

 『どうかしているぞ。十幾つも年下の少女にこの俺が』……と、自らのロリコン魂を恐れる真澄が可愛い。ただ、真澄の場合、ロリコンよりも「疫病神」とかマヤに毒づかれるたびにせっせと貢ぐ、マゾっ気の方が問題だと思うのだが。
 本題のオーディションに向けての特訓は、マヤと亜弓のやり過ぎ感が素晴らしい。マヤがやり過ぎなのはいつものことだが、今回は飛んでいる蝿にまるで無反応の亜弓の役への没入ぶりが上手く出ていたかと。

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『ぱにぽにだっしゅ!』09「八歳の翁 百歳の童」

 スーパーメイド・メディア顔見せ編。目立てば偉いというこの世界の価値感でも一、二を争う濃いキャラ。同時にメディアという相方を得て見かけの地味化とは正反対に目立っていくだろうベホイミにも期待。(余談だが、メディア役のみゆみゆはそろそろメイド声優と呼んでも差し支えないような?)
 今回の本筋はベキ子の過去話……というより過去のベキ子の写真を使ってのからかいネタ。個人的には薄く唇を歪ませた悪人顔のベキ子(幼)の方が好きだったり。
 それにしても姫子は毎回毎回ベキ子とのスキンシップを欠かさない……。

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『バジリスク甲賀忍法帖」21「魅殺陽炎」

 タイトルに反して陽炎、お福一党の衆人環視中天膳に弄ばれるの回。
 それにしても天膳の死に芸は「いい加減に死ね」と「さすがはうっかり天膳、良い死に芸!」の境を彷徨う微妙な演出。一回や二回生き返るだけなら「凄い」と思えても三回も四回も五回も生き返られると「凄い」以前に「弱い」「マヌケ」「鬱陶しい」という印象が加味されるから仕方が無いのだけれど。(そんな天膳の死に芸もおそらく次回で見納め)
 それにしても、天膳自身の口から「うっかり」の言葉が出るとは……多少は自覚があったということか? 同時に信長の伊賀攻めに関与(首謀?)していたこともサラリと言ってのけたが、原作に無いこの伏線は……たぶん重要視されないだろう。何より後、二話しか残っていない。
 一方、その天膳に変装してしまったことで槍ぶすまの中、息絶えるという壮絶な死に様を迎えたあにさま。
 ここで刑部のような長々とした回想シーンで話の腰を折らなかったのは正解。今まで主役二人とは比べ物にならないくらいほど心理描写が多かったあにさまに死の間際に何かを悟られたりしたら完全に主人公と化してしまい、これから起こる弦之介と朧の最終決戦より印象が強くなってしまう恐れがある。主役二人の葛藤は恋愛が基盤なのでどうにも弱いというか、なんのかんのと言いつつ乳母日傘な扱われ方をしているので常に最前線で敵味方の生死を見てきたあにさまに説得力で勝てようはずも無いし……。
 

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『エレメンタルジェレイド』22「葬られし伝説」

 クー達のバックアップのために唯一人正装凛々しくアークエイル本部へと向かうシスカ……相変わらず、彼女を中心に物語が動いているため、どう見ても主人公にしか見えない。
 一方、レンは一見最重要人物ではあるものの、葛藤とそこから導かれる自発的行動を全く要求されておらず、実質的にはアイテムと代わりがないだろう。そのレンの相方たるクーに至っては……。次回以降のレン誘拐、奪還という流れで主人公としての活躍を与えられるのだろうけど、今までのレンの掘り込みが弱いので劇的になるかどうかは微妙。戦線復帰したシスカに喰われそうな予感……。

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2005年8月30日 (火)

『ぱにぽにだっしゅ!』08「熊に山椒 鯉に胡椒」

 ベホイミ、1-Cの面々の「善意」の結果、魔法少女を引退させられる……というなかなかにブラックな話。EDも「魔法少女ベホイミ」仕様にしたのは追い討ちのような?
 個人的には、一条さんのせいで現れた化け物から逃げ遅れたベキ子に唯一人気づいて、助けに戻った姫子に感心したり(他の面子は気づかず)。普段からベキ子を猫可愛がりする姫子だけあってよく見ているということか?

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『ぺとぺとさん』07「ちりんちりん」

 結局のところ、ぺと子一行の東京行きは前田兄との伏線を作るためだけだったのか? だとしたら贅沢というか、逆に淡白過ぎるというか。
 ドタバタ劇はあるにはあるけれども、沙原姉妹を代表とする攻撃的なキャラと真壁姉妹を代表とする温和キャラの両極端しかいないのでボケとツッコミが機能せず構造的にドタバタがあまりうまく機能しないので余り意味がない。
 例えば、くぐるの凶暴な態度を受ける(そして切り返せる)人物がいないので、彼女がただのチンピラになってしまう。また、ぬりちゃん・こぬりちゃんへのリアクションももっと広げればさらに美味しいのはずなのだけれども。
 そもそも、主人公のぺと子が無条件に争いはダメというキャラなので「事件」による面白味を潰してしまう上に、「事件」そのものの後味を悪くしてしまうという困ったキャラ。主人公ならもう少し鷹揚に構えていた方が良さそうなのだが。そのぺと子以上に困った存在なのがシンゴ。ぺと子が「拾えない」キャラならば、彼が代わりにレシーバーなりセッターなりをして各キャラの連携を取らせれば良いのだが、実際は単に「良い目を見るだけの要員」になっているのが困りモノ。(東京行きから外されたのも、彼が居ても居なくても構わないキャラの証拠)
 このキャラ配置のバランスの悪さがコメディやシリアスの時にガンとなってしまっている。この作品の売りはほのぼの……というほのぼのしか出来ないというのが実情だろう。
 各キャラの単発の小ネタ自体はなかなか面白いのに、それを繋いで畳み掛けたり、広げたり出来ないのは実にもったいない……。

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『愛してるぜベイベ★★』22「おっきくなったら」

 結平、風邪でダウンにて弟・皐のお当番回のようでいて、実はゲストキャラのあゆみがメインの回……では決して無いという不思議な構成。
 あゆみに割かれている割合は多いのだけれどもその扱いは決してよろしくない。皐とほとんど接点がないので彼を意識するあゆみがただの自意識過剰にしか見えず、それでも頑張って告白した後の展開は……もしかして、ギャグなのだろうか? ただ、あゆみ役がちばさえ氏というのは、声優ヲタ的には全く注目のし所がない本作としては珍しい所。
 それはそうと、「ぼくさつき。ちきゅうはほろびる」が浮いている。こういうのはCパートにオチとして入れるのが定石のような?

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『雪の女王』15「ハンスの挑戦」

 自称発明家(知識と能力もあるようだが)のハンスはたしかに「金を儲けるため」という目的のための詐欺はしていないが、「資金を集める」「無駄金は使わない」という手段のための詐欺にはやたらに手馴れている所がおかしい。もっとも、この作品はこういうカラッとした罪悪感ゼロの小悪党が多いのが特徴なわけだけれど?(いいのかNHK? もっとやれ監督!)
 また、ゲルダも多少の不平を口にはしているもののそれに付き合っている辺り、ただの優等生ではない。そして、それがラギによるオチに繋がっているのは結構綺麗な展開かも?

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『D.C.S.S.』09「枯れない想い」

 ついにことりの出番が無くなる……やはりヒロインではなかったのか?
 今回の音夢と純一の不和にまるで動かなかったのは放って置けばどうにかなると思ったから、というのはさすがに無理がある。ことり及び、水輿姉妹、その他大勢は「このまま二人の仲が壊れてしまえ」と消極策攻勢に出たと考える方が妥当だろう。
 一方、唯一人事態解決に動いたアイシアは誤解から魔法の威力を再認識。
 これが今、再び桜の木の魔法の悲劇へと発展するなら、今度も元凶は音夢ということに……。などと考えるわたしはもちろんさくら派なわけだが、その偏見を差し引いても音夢の描写は「嫌な子」のように思える。アイシアのキャラを立てるため……という効果はあるにはあるので満更意味は無いと言えないのだけれど、あまり巧い手とは思えない。前作では、原罪を背負ったさくらと相対することで音夢の性格的問題が相殺されたわけだが、本作では他キャラが薄い(どころか出ていない)ので音夢の性格の悪さばかりが目立ってしまっているわけだし……。

 それはそうと、今回キーパーソンとなった美咲は頼子さん(猫モード+亡霊モード)でも良かったような出番と役割のような?

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2005年8月28日 (日)

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』45「変革の序曲」

 ジブリール死亡でロゴス完全消滅。「平和」になるも構わずAAは宇宙へと向かう。
 AAを自軍に編入させたカガリ・オーブ首長の言によれば、デュランダルは自由を迫害する指導者らしいが今のところそのような圧政は全く見られない。カガリが根拠としているのはラクス提供のDESTINY計画くらいだろう。
 いずれ自由を迫害するだろうデュランダルのDESTINY計画を未然に防ぐために、現時点では無罪どころか戦争を終わらせた英雄であるデュランダルを倒す。それも正式な国家の軍事行動でと言うのだから是非もなし。
 カガリと同じく予防戦争(想像・創造による脅威に基づく戦争)を指導した小ブッシュの方が捏造とはいえ証拠を提示した分、まだマシだろう。カガリは証拠を出す努力すらしていない。それとも自分は正しいから証拠なんて要らないと思っているのか?

 傍から見ると聖戦を気取りのカガリだが、賛同する国があるという時点で一気に生臭さが出る。
 反デュランダルの筆頭は、リーダーが地球でバカンスを楽しんでいる最中に母屋を取られた格好になるラクス率いるクライン派。元々クライン派なのに造反したデュランダルの追い落としにラクスが熱心なのは当然。彼女に取ってみればデュランダルは身内の恥で不倶戴天の仇敵だ。そのラクスがDESTINY計画を暴いたという時点で、この「根拠」の胡散臭さが伺えよう。
 では、他国とは? 消去法で地球連合の諸国の王族や政治家となるだろう。彼らにしてみれば地球の住民がプラント寄り(デュランダル派)になられるのは死活問題。表立った賛意を示していない(密約レベル?)辺りオーブに火中の栗を拾わせて勝てばラッキー、負ければ知らん振りという老獪なスタンスなのか?
 これではデュランダルに勝ったところで前作の三艦連合よろしく「反」という点だけで協力したものの、どの組織もビジョンが無いからロゴスやデュランダルに好き放題されたという轍を再び踏みそうな?

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2005年8月26日 (金)

『SHUFFLE!』08「パンツでデート!」

 えーと、シアパパの褌チラもぱんつ祭りの一貫なのでしょうか? 褌チラは最近の時代劇でも余り見ないので結構新鮮だったりして。また、「トイレでのパンチラ」などという特殊シチュエーションを二週続けて使ってなおかつ見せ方が違うというスタッフっていったい……。
 ……と、表面的はシアメインでエロエロかつ楽しげな話に見えるものの、実際は「シアとデートをする主人公」への各キャラのリアクションがメイン。
 おおらかな(どこかボケた?)反応を示したネリネはともかく、デート現場を目撃した途端、気づかれない内に逃げた亜沙先輩。心穏やかで無いものの口には出さない楓。その楓と主人公の態度に思う所があるプリムラ等、ハーレム崩壊への伏線が着々準備されている模様。中盤からは修羅場展開になりそうな。
 特に楓は過去のトラウマらしきものから強迫観念的に良妻を演じている節(五話)があるので、崩れるなら彼女からか? 楓べったりだが必ずしも楓の味方という雰囲気ではないプリムラの動向も気になる所。

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『トリニティ・ブラッド』17「THE NIGHT LORDS III. THE ISLAND OF HER DARLING CHILDREN」

 暴れん坊幼女皇帝セス、大立ち回り! ……なのは良いものの、敵が棒立ちでビーム撃つだけの砲台仕様なのでどうにも緊迫感が無い(殺陣がダメなのは今に始まったことではないけれど)。また、セスを直接攻撃しないで足場を崩壊させるという間接的な攻撃をする理由が全くわからない。
 会話主体なら「そういう設定の話」と割り切ることが出来ても、アクション主体だとどうにも疑問ばかりが出てしまう。

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2005年8月25日 (木)

『ガラスの仮面』20「すり替えられた台本」

 亜弓とマヤのアドリブ対決再び──それも今回は失敗が許されない舞台上で。
 亜弓の演技の中から、彼女の望む(本来の台本通りの)展開を見定めようと必死になるマヤと、なまじパワーがあるために暴発すれば劇自体を破壊しかねない「舞台荒らし」のマヤを御しつつ誘導する亜弓。目的は同じで協力して事に当たっているわけだが、それは傍から見れば息をもつかせぬ真剣勝負の心理戦。
 やはり主役二人の直接対決は盛り上がる──さらに、次週より炎のエチュード編。死力を尽くした二人の戦いぶりに期待せずにはいられない。

 ……それはともかく、「おチビちゃん」に右往左往する真澄の姿はどう見てもロリコン。それも罵倒されればされるほど熱心にマヤを追いかけ援助し続ける様はもはやマゾのストーカー。森川氏の演技の賜物なのか真澄が愛すべき変態キャラに見えて仕方がない。

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『バジリスク甲賀忍法帖』20「仁慈流々」

 冷徹な戦闘マシーンたる原作のあにさまと違い、基本的に善人で殺した相手に同情してしまうほど優しいアニメのあにさまの苦悩っぷりは傍から見ればほとんど主人公。
 なまじ、あにさまが殺した相手は比較的マトモな相手ばかりな上に、変装による騙まし討ちという忍法の特性ゆえに、敵と親しく話すことで「話せばわかる相手」ということが実感出来てしまうのが困りモノ。
 また、今回あにさまに騙し討ちにされて果てることになる朱絹も原作とは比較にならないくらい程善人化されている。原作の朱絹はストレートに想い人の小四郎を殺された恨みで陽炎に襲い掛かっているのに対し、アニメの朱絹は戦死した伊賀方の名前を全て上げて戦うので、争忍の被害者という雰囲気。
 ある意味、何だかんだ言っても色恋沙汰が動機の主役二人より、あにさまと朱絹の敵同士の交流の方が「避けられたかもしれない戦い」の悲劇が色濃く出ているだろう。

 と、善人化された二人はともかく、原作通り──女の情念全開で朧(の仲間)を殺すことを楽しんでいる陽炎のヒールっぷりが目立つ。原作だとあにさまも相当ヒールなのに……。

 それはともかく、お福の護衛を相手に大立ち回りをするあにさま(天膳に変装中)。
 「うっかり天膳」らしくない凄腕っぷりに、朱絹にニセモノだと感づかれるのではないか? とドキドキしたり。

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2005年8月24日 (水)

『エレメンタルジェレイド』21「明かされた真実」

 僅か一週だというのにフィロのことを覚えているのがシスカだけ……。
 これはシスカが情に厚い子だからか(レンを守るために自らの手で射殺した同僚の服を大事に持っているし)、それとも他の面子がドライだからか?まあ、クーもローウェンも単なる戦闘要員に過ぎず、実質的な主人公は組織の現実と理想の板挟みのシスカだろうから、今までの事件を糧にしているのも彼女だけとなる。(クーはレンの事しか頭に無い単細胞なので主人公の器ではない)

 それはそうとカオスクワイアのスティンレイドを使い捨てにしてくる戦法。
 レンの不調によりクー組は危機に陥っているが、ローウェン組は普通に戦っているし、戦闘前から残弾一発(しかも煙幕弾)しかないシスカですら全く苦戦していない。正直言って、ゴロツキとたいして変わらない戦力。
 果たして、これはインパクトだけのハッタリ戦法なのか、はたまたカオスクワイアの連中が想像を絶する程マヌケなのか?
 イマイチ危機感を感じられない……というか、シスカが戦力に復帰する──どこかで弾丸を補給するか、エディルレイドとリアクトするだけであっさり形勢逆転しそうな? いや、シスカがリアクトしたら完全に彼女が主人公になってしまうのでそれはないか。

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2005年8月23日 (火)

『D.C.S.S.』08「嵐の予感」

 4ドア4シーターの車の助手席にわざわざ乗っていた音夢はやはり怪しい。精神的ショックを受けているなら、なおのことシート越しという距離が保てる後部座席に行くのが妥当だろう。後半、純一に対して保険医が音夢の潔白を説明していたのも怪しさを増している。保険医の立場としては、音夢を自宅に戻すのが筋で、友人の家とはいえ外泊を許可させるのは不自然だし、そうさせた方が良いと判断したとしても朝倉家に連絡を入れなかったのが不思議だ。(帰島時の音夢のサプライズに何も言わなかったことからして元から常識に欠けている?)何より保険医は妻帯者なわけだから、あらぬ疑いをかけられては彼自身も困るはずなのだが……。
 この話だけで解決するちょっとしたアクシデントとするならヒキが大げさ過ぎるし、話数が余りまくっていることからして、音夢と保険医のダブル不倫という伏線の可能性も捨てがたい。

 それはともかく、幼少期から一緒にいたにも関わらず二人とも相手に対する信頼感がまるでない。
 年月を重ねた相手でさえこれでは、昨日今日知り合ったばかりのアイシアやことりが純一とくっついた所でろくな未来は送れないだろうし、純一をずっと信じてきたさくらは振られて正解という所だろう。
 その意味では音夢と純一は似たもの同士のお似合いのカップル、あるいはお互いの被害担当艦。

 その純一の八つ当たりをモロに受けたアイシアがトラブルメーカーから同情出来るキャラへと。よりダメなキャラを横に置くことで相対評価を上げるというキャラ立ては余り良い傾向ではないのだけれど……。

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2005年8月22日 (月)

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』44「二人のラクス」

 格好よく「本物」として演説をしたラクスだけれども周囲の動揺は一過性のものにしか過ぎず、ザフト軍も地球の民衆も実績のあるデュランダル議長を取り、元・カリスマ歌手の言になど耳を貸さないオチに。
 偽者を立てられた上に命まで狙われ、あまつさえもっとも盛り上がるであろう「本物登場」を虚仮にされた恨みの相手はデュランダル。
 表はカリスマ歌手。裏では私兵を養う秘密結社クライン党党首として築き上げたラクス・クラインの株はデュランダル議長のおかげで大暴落。
 まさにラクスに取ってはデュランダル議長は不倶戴天の宿敵というしかない。

 自らの権威失墜の挽回と私怨を解消するためラクスは出所不明の資料と妄想を元に「デュランダル議長はDESTINY計画を立てた悪者」と祭り上げる。幸い彼女の周囲にいるのは、解脱してしまったキラ。ヘタレたアスラン。感情家カガリ。自分が誰だかわからず混乱しているネオ。AAを追い出されたら軍法会議で銃殺間違いなしのメイリン……と理性的な言動を期待出来ないものばかり。
 かくして、当面の脅威であるジブリールを無視し全会一致でAAはデュランダル議長打倒を旗印に宇宙へ。
 果たして、デュランダル議長はラクスに敵対したばかりに滅んだザラ議長の轍を踏むのか?
 デュランダルの手駒は、レイ、シン、グラディス艦長(おまけでルナマリア、別働隊としてイザーク隊)。ラクスの手駒は、キラ、アスラン、マリュー艦長(おまけでネオ、別働隊としてオーブ隊)と直率の戦力は互角。当人同士の胡散臭さもまた互角。
 ラクス対デュランダル、因縁の対決の勝者はどちらに? 
 もっともラクスは策謀家としての才能しか無く治世では全く役に立たないことは既に実証済みなので、ラクスが勝った所で平和は長続きするわけなく第二、第三のデュランダルやジブリールが出る……というオチになりそうなのだけれど。

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2005年8月21日 (日)

『おねがいマイメロディ』20「星をいっしょに見れたらイイナ!」

 先週分。
 マイメロなのにいい話!? やはり夏休み期間中は黒さは封印しているのか。
 今回の見所は平気で悪口を言い合えるパトリシアお嬢様とセバスチャンの仲の良さと、夜中は強い夢野パパ。オチ担当で大活躍のバクくん。そして何より幽霊を怖がるクロミと言った所か(クロミはいつも一番美味しい所を持っていくなぁ)
 それはそうと、「好きな人と一緒に星を見たら永遠に一緒にいられる」という伝説は「パトリシア×セバスチャン」「マイメロ×クロミ」「琴×パパ」「奏×菊池」「美紀×真奈」「歌×木暮」「バクくん×柊先輩」のカップリングのどこまで適用されるのか?
 恋愛関係ではなく、縁という観点から見ると結構全組「アリ」のような? 特にクロミは今更マイメロとの腐れ縁を断ち切れるとは思えないし……合掌。

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2005年8月20日 (土)

『ぺとぺとさん』06「姉と妹」

 沙原姉妹の愛憎劇終了。
 予想通りというか、ちょちょ丸は筋金入りのシスコン妹で大好きな「おねーちゃ」のくぐるに捨てられた格好になったことからの暴挙の数々だったと……。

 それを収めたのは結局の所、くぐる。シンゴが何やら説教しているものの、基本的にシンゴが居ようが居まいが状況はさほど変わらなかったろう。
 それ以前に「ぺと子消失」が今回の展開上、何の機能もしてないということが……とりあえずショッキングな展開にしただけか? どうにもほのぼのしているようで現実の厳しさを反映という意味での「シリアス風味」だと絶妙なのだけれど、真正面から「シリアス」にするとプロットの粗ばかり目立ってしまう結果に。

 まあ、そんな不満もくぐるとちょちょ丸の仲良しぶりの良さに相殺されるわけだけど。
 ちょちょ丸の不始末の侘びを入れるために指詰めならぬ、女の命である髪をばっさり切る(それも鉈で)というくぐるのシチュエーションはとてもとても美味しいし(荒っぽく切っただけのショートで、より美人に見えるキャラデザの功は大きい)回想シーンでのくぐるべったりのちょちょ丸という図もまた良し。
 それにしても夏の目標が「妹の修行の面倒をみること」のぬりちゃん。「妹に泳ぎを教える」のくぐると、百合風味の姉妹愛に事欠かないアニメだ……その分、シンゴというハーレムキャラの立ち位置がしっくり来ない。ハーレムの長は「天然」である主人公のぺと子でも全く問題無いだろうし。対象が中高の男子だから、とりあえず読者視点のために等身大のキャラ(それもなぜかモテモテ)を出してみました……という程度? ぺと子やくぐるはともかくぬりちゃんや赤沢はシンゴ以上に常識人だからシンゴの普通人としての感覚もイマイチ役に立ってないし……ただの読者サービス(読者の自己同一化)のためだけのキャラに過ぎないのか?

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2005年8月19日 (金)

『SHUFFLE!』07「恋愛スクランブル」

 亜沙先輩の母親の舌っ足らずな口調とねこ帽子のインパクトが大きすぎて暴走極まる微エロカットの数々が頭に入らず。
 あの母親何者!? どう見てもあんなに大きな娘がいるように思えない、それ所か娘より幼い……というのはエロゲの風習としてわかってはいるものの、それを差し引いても只者ではない。
 中の人が主題歌の人(YURIA)だということはスタッフロールを見てわかったものの、無茶苦茶個性的な演技……。
 最近ではムシキングで主題歌の人が見事な棒読みを発揮したもののYURIA氏の場合は癖はあるものの素人っぽく無く、その癖が中々に味わい深い。
 おかげで、今回メインの先輩よりも母親の方にしか目が行かず。
 レギュラーとまでは言わないけれど準レギュラーくらいになってくれないだろうか?

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『トリニティ・ブラッド』16「THE NIGHT LORDS II. TWILIGHT」

「あたし? あたしはセス。ただの美少女だよ」
 当人は「美少女」と言っているものの、どう見ても「美幼女」。
 美幼女皇帝セス・ナイトロード降臨。
 サービスか? サービスなのか、これは? 
 ただ、快活な美幼女というのは生気に乏しいマネキンのような美形キャラばかりなぶん、セスの異質ぶりは目立つし、何より一目見て重要キャラとわかるのもポイントが高い。(皇帝としてのオーラの表現?)これが美少女だったらっ十把一絡げの美形の中に埋もれて使い捨てキャラなのか重要キャラなのか区別がつかなかったかもしれない。

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2005年8月17日 (水)

『エレメンタルジェレイド』20「擬煌珠」

 フィロ編終了。
 フィロは自身を「捨石」と言っているが、実態はレンとクーの距離の縮めるために「当て馬」に過ぎなかった。
 低血圧の不思議ちゃんだったレンがいきなり発情しだすほどフィロの当て馬っぷりは見事……というか、発情しだすとレンの個性が全て殺され「ただの盛りの少女」に成り下がるというのは、演出の問題か?
 たとえ盛ったとしても「不思議ちゃん」として斜め上の求愛行動を見せれば面白かったのだろうけど、あれでは「盛り」にしか見えない。

 フィロの方は段取り通りに殺されたので余り感想は無い。
 ……というか、前述のレンの発情ぶりのせいか、最後のレンの癒しの歌がライバルであるフィロにとどめを刺しているようにしか見えないのが痛い。

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『焼きたて!!ジャぱん』40「ピエロ大誤算!!最後の晩餐、お味はいかが?」

 泳げないのに泳いで助けを呼ぶと約束してしまい、必死な打開策を練るピエロの葛藤で丸々一話。
 普段、高飛車で自信家のピエロだからこそ「困る」というネタだけで押し切れた。
 肝心のオチの無茶苦茶さは、まあ「ピエロだから」アリだろう。
 ただ、ギャグのためにいきなり天才的に数字に強いとされた和馬の設定は今後は生かされない可能性が大のような……。
 ところで、度重なる野球中継で今週やっと一週遅れまで追いついたテレビ大阪だが、また来週も休み……いったいいつになったらテレビ東京に追いつくことやら……。

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『ぺとぺとさん』05「ミにょコン」

 沙原姉妹の諍い、その2。
 社長椅子に座るも幼女ゆえか角度によっては全く見えなくなってしまうちょちょ丸というのはインパクトが大きい。椅子に座っても足が届かない所の話ではなく、座るのも結構一苦労?
 そのちょちょ丸の乱入によって混乱するミにょコン。
 くぐるに精神的揺さぶりをかけるためのパフォーマンスということはわかるが、主要面子がミにょコンに集まっていて邪魔をされない内にくぐるとサシで形をつける方が合理的なような。(前回の襲撃は一対一なら、殺意の面でちょちょ丸有利であったわけだし)
 まあ、ぺと子消滅というイベントの段取りということはわかるが、ぺと子の不調はあまりにいきなり過ぎること(キジムナー歓迎の時に栄養補給しているし)と沙原姉妹の諍いの理由が説明されないので、どの視点で見れば良いのかわからない。
 おそらくはシンゴ視点が想定されているのだろうけど、ぺと子が消えることで大騒ぎをしているのはシンゴだけ(ぺと子は元々音だけの妖怪なわけだし)なので、どうにも彼が浮いているようにしか見えないし。

 本筋は首を傾げる部分が多いものの、屋台でのぬりちゃんの器用さや赤沢の家業のれろれろ清掃社など瑣末の描写は相変わらず堅実。
 こういうキャラたちが良い作品だと、大事件を起し話を動かすことでかえってキャラの魅力を殺してしまう恐れが……下手に起承転結を付けずヤマなしオチ無し、イミ無しで構わないと思うのだけれど。

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2005年8月11日 (木)

『フルメタル・パニック!TheSecondRaid』05「うるわしきシチリア」

 今回は原作のプロローグ部分……なわけだが、対ゲイツ戦の濃厚さと比べるとテンポは良いがやや薄味。
 例えば、カーチェイスもそれ自体はたいして意味が無く、宗介が戦闘中にかなめと会話しすれ違う……という今後の仕込みの部分がメインなのでどうしても作戦自体を楽しむ先週・先々週の緊迫感に比べるとどうしても「段取り」っぽく見えてしまう。
 また、ゲイツ、夏姉妹というアニメのオリキャラの出番が少ないのも淋しい所。
 一瞬の出番ながらイチャつくことを忘れない夏姉妹、部下をプールに引きずりこむゲイツ(横縞水着着用)など出番の少なさの割りには存在感がある分、なおさら。
 予告を見ると次週もまだ仕込みの話なのでテンションの高さは期待出来ないだろうけれど、仕込みが完了すれば後は一気呵成の展開となるはず。それを期待したい所。

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2005年8月 9日 (火)

『D.C.S.S.』06「美春への手紙」

 音夢帰島。
 思わせぶりな描写で引っ張ってきたものの別に再起不能になっていたわけでも、死んでいたわけでもなく、単に就学のために島を離れていただけという腰砕けの理由。
 ……となると、ことりは音夢の留守を良い事に朝倉兄を略奪しようとしていた間女ということになるのか?
 前作では告白もせずに不戦敗した控えめな女性だったはずだが、二年の間にずいぶん性格が変わった? 
 もっとも、その程度の積極性では音夢の敵ではあるまい。
 何しろ音夢は前作でさくらに「音夢ちゃんはずるい」と面罵されても怯まず、かつさくらの魔法という攻撃を受けつつもそれを(意識、無意識にははともかく)利用し、悲劇のヒロインと化することで朝倉兄の愛情をより強固なものとすると共に、さくらを精神崩壊の一歩手前にまで追い込み完全勝利したという凄まじい戦歴の持ち主なのだから。

 放送前はまるでヒロインのように扱われていたことり。
 しかし、実際に活躍出来たのは一話のみ。二話からアイシアにヒロインの座を奪われさらには音夢まで登場。うかうかしていると新キャラと同じく背景キャラまで落ちぶれる可能性も。
 朝倉兄の内妻である音夢の立ち居地の強力さからしてことりに起死回生のチャンスがあるとは思えない。これでさくらまで現れればますますことりの影が薄くなってしまう……音夢とさくらが戦っているうちに漁夫の利を狙う性格では無いだろうし(現金なアイシアならやりかねないけれど)。

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『エレメンタルジェレイド』19「石ころの想い」

 フィロ編その3。今週でフィロ死亡かと思いきや、まだまだ引っ張る引っ張る。

 エディルレイド(それも特別たる七煌宝樹)のレンに対して消耗品扱いのスティンレイドのフィロが負の感情を抱くのは当然の感情だろう。
 おまけに、たった一つ優位に立てたと思えたクーとの恋愛もあっさり負けては──それも何の努力もしていないレンに勝たれてはフィロの立つ瀬が無い。ましてや、フィロはレンに「綺麗」と褒められている。これも、後が無いフィロにとっては持てる者の余裕の言葉(あるいは哀れみの言葉)になってしまうだろう。
 何しろ、フィロはレンと差しで話し合い、レンがクーの恋人でないことを確認した上でクーと恋人になってもいいかと尋ねておりレンはそれに承知している。つまり、フィロが筋を通した途端、今までクーに興味を持っているように見えなかったレンがいきなり動き電光石火の早業でクーをモノにした形になっているのも結果としては最悪。
 レンが天然であり、他意は無い……というのは彼女をよく知るものにしか通じないだろうし、今回は十分クーを取る気があったので尚更。
 何より、まるでエロゲーの主人公並に表向きには八方美人ながら、肝心な時には無思慮なクーの言動がとどめ。
 また、(腹が減ってない限りは)よく気が付き面倒見もいいキーアが唯一異分子たるフィロを色々とフォローはしていたようだが、今回ばかりは彼女の善意(フィロに悔いが残らないようにと薦めたこと)が裏目に出ている。

 ここまで可哀想な状況に追い込まれたフィロ。次週、果たしてどれだけ女を上げ、なおかつ花と散るかを一薄幸マニアとしては期待せずにはいられない。

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『ゾイドジェネシス』18「合流」

 冒頭のラ・カンのソードウルフVSゲオルグのバイオトリケラによる一騎打ちがなかなかの迫力。
 バイオトリケラの角による突き上げ攻撃に大苦戦のソードウルフ。
 空中に放り投げられることで攻撃も防御も出来ずに嬲られたものの、バイオトリケラの蛇腹角を足場に利用し肉薄、ナイフをコックピットに突き立てるという起死回生の反撃。
 ただ、この場合は絶妙の反撃をしたラ・カンよりコックピットに大損害を受けつつも平然と戦闘を続けたゲオルグの戦意の高さが目を引く。
 むしろ、ラ・カンの方が師匠の助太刀があって何とか命を繋いだという印象さえも。

 そのセイジュウロウの弟子たるルージは冷静な状況分析を元にもっとも効果的な瞬間にラ・カン一党を救う。
 ルージは元々学級肌なのだから、師匠のような「最強のゾイド乗り」方面ではなく、ラ・カンのようなリーダーとして才能を伸ばす方がらしいといえば、らしい。前回までの無敵団とのエピソードで、場当たり的に戦ってはディガルドに勝てないということを思い知ったわけだから、ストーリーの流れとしても戦闘もこなせる頭脳派リーダーというポジションは妥当だろう。
 ただ、少年が主人公のロボットモノで「最強」を志向しないというのは異色だけれども。
 また、一回りも年下のルージの立てた作戦に従うだけでなく、ルージの功を素直にベタ褒め出来るガラガはなかなかの器量。元々、この二人はかなり仲が良いとはいえ、弟分の下に付ける兄貴分というのはカッコイイ。

 ……それにしても、相変わらず話は極めてハード。
 村の平和を守るために、怪我人(ラ・カン)をディガルドに売るという村の人々。たしかに搾取されるほどの富が最初から無い寒村の場合、わざわざ目立つ行為をしなければディガルドに襲われることも無く(襲っても燃料の無駄)今まで通り平和に暮らせる。当然、村人に取って疫病神はディガルドよりルージたちということに。
 次週はルージたちにとって相当後味の悪い展開になるか?

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2005年8月 8日 (月)

『おねがいマイメロディ』19「ヒーローになれたらイイナ 2!」

 マイメロなのに毒が足りない異色回。
 小ネタのキレ味やテンポの良さは今まで通りだが、マイメロ祖父が常識人だったり、クロミのトラウマが洒落で済む範囲だったりと、ブラックでアナーキーが味のいつものマイメロとは微妙に違う雰囲気。夏休みで、本来の視聴者対象ではないお子様に見られてしまう危険性から自粛しているのか?

 また、水着サービス回としては先週の方が見せ方が凝っていた分、美味しかったような?

 今回のポイントは思い切りくつろぎながらオペラグラスでクロミの戦いぶりを観賞する柊様(ちゃんと次回の伏線へと繋げている)。
 助けに来た歌に「お父さんは?」と尋ねる琴(お父さんに助けてもらいたかったのね)。

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2005年8月 5日 (金)

『ぺとぺとさん』04「家庭の事情」

 くぐるの命を狙う妹・ちょちょ丸襲来。
 くぐると同じくツリ目・黒髪ロング・武闘派という強力属性を受け継ぐと同時に八重歯というチャームポイントを装備。
 性格はくぐるを上回る好戦性。しかも、どう見ても姉より頭が良さそう。
 何より恐ろしいのは、その格好。
 真紅のスーツに黒ストッキング、胸元にネックレスとばっちり決めたキャリアウーマン美人系。それを七歳児でやる発想に乾杯。
 しかも、七歳にして極道の親分(跡目係争中)。
 ハイレベルなツンツンキャラを常備しているぺとぺとさんだが、ちょちょ丸のキャラ立ちの良さは群を抜いてる。大人幼女というか、幼女大人というか……インパクトがとにかく大きい。
 おまけに実質上の初登場が、鉈(くぐる)VS爪(ちょちょ丸)という少なくともちょちょ丸の方は殺る気満々の姉妹喧嘩というのも派手。
 今回は贔屓の真壁姉妹未登場ながらもちょちょ丸の美味しさで満足というか。

 また、丸くて小さくてふさふさのキジムナー軍団は普通に考えればマスコットキャラ的扱いになるのだろうけど、本作の場合「こぬりちゃん」という強力無比なマスコットキャラがいるから……何より、可愛いもの好きのぺと子が「可愛い~」と抱きつかないあたり、可愛さランクでは、こぬりちゃんはもちろん、ちょちょ丸にも水をあけられている?
 ……というか、もしかしてぺと子は本能的な妹スキーだとか?

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2005年8月 4日 (木)

『フルメタル・パニック!TheSecondRaid』04「デイライト」

 情報が筒抜けという状況を逆手に取ったテッサの戦闘管制により、ゲイツ陣営に反撃の罠を仕掛ける……。
 敵味方双方の戦術の前提になっているのが、データリンクシステムによる電子戦。そして、反撃の糸口がブリーフィング時の会話。
 電子戦やブリーフィングといった戦争モノのアニメでは滅多にお目にかかれない小道具で脚本を作っているのが面白い。

 また、この反撃の肝は鉛筆と坑道図だけによるマニュアルでリアルタイムの戦闘管制を独りで行うテッサの天才ぶり。(ここでテッサが通信から得た情報を一々坑道図に書き込んでいる地味な描写があることはポイントが高い)
 これを当然の如く受け入れるTDDの面子と、それが可能であった事に驚くブルーノの対比はTDDの面子へのテッサへの信頼の高さとこの反撃作戦がいかに非常識なものであったことかも同時に説明している。
 だからこそゲイツ陣営は「おかしいと思いつつも、常識的に考えて不可能という思い込みで失敗する」。
 これは、前回のTDD陣営が「おかしいと思いつつも、情報が漏れているわけが無いという思い込みで失敗した」というのとかけているのだろう。
 凝った脚本とそれを的確に絵にした演出、さらに綺麗でよく動く(今回は玉蘭vsマオの白兵戦の動きが見もの)のだから諸手をあげて褒めるしかない。

 ……それにしても玉蘭の動きがいちいちエロい。
 美脚を惜しげもなく披露しているマオ戦もそうだが、通信している時にナイフをおもちゃしている時の動きが特に。
 あと、そこで返り血が気持ち悪いからシャワーを浴びたいと言いつつも姉とラブラブする方を優先する辺りなんとも。
 もっとも、二話、四話、五話予告の玉芳の動きを見ると玉芳の方が攻めのようなので妹とラブラブしたい玉芳に捕まったと見ることも出来るが。(姉に抱かれつつも「ここは寒い」と何気に帰宅を薦めているし)

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2005年8月 3日 (水)

『奥さまは魔法少女』05「大人なら OK よ、ということ」

 主人公が松下村塾で「吉田松陰が見えた」という感想をもつわけだが、この世界はワンダーランド。つまりは創られた世界に過ぎず、見た目はともかく実際に萩ではなく当然、そこには吉田松陰も最初からいないはず。
 つまり、それっぽいセット……例えば太秦映画村で「江戸の空気を感じた」と言うようなもの。
 時代は変われど、そこにかっては居た者と同じ景色を見ている……というわけではない。何しろ「セット」にしか過ぎないのだから。

 創られた世界という、基本設定からすると実在の人物を出すべきではないのに、わざわざそれを前面に出したのは今後の伏線のためなのか?(何も知らない主人公を弄び、それがバレることで事件に結びつけるとか)
 主人公に松下村塾へ行くことを薦めたのが嬉子。さらに同行したのが大人に変身したさやか、という事実は後で「騙された」主人公を逆ギレさせるには十分な起因だろうし。

 どうにも作為的な設定とやたらにテーマを強調、嬉子の無茶苦茶な言動からスタッフは何か企んでいるような気がして構えてしまう……。

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『タイドライン・ブルー』03「ドゥーラビィーラ」

 ついに始まる潜水艦戦……なのだが、圧壊する新国連の潜水艦が、その動きの軽さとスケールの小ささが魚雷にしか見えないというのは海洋モノとしては致命的なような?
 海上にいる新国連のイージス艦もヘリを飛ばしただけで、対潜攻撃をするわけでもなく遊んでいただけ。どうにも緊張感に欠ける描写。
 緊張感といえば、新国連の事務総長と敵の捕虜たるティーンをたいした護衛要員も付けずに同じヘリに乗せた上に、さらにはダチョウまで乗せるというのも理解に苦しむ。
 まあ、反乱艦であるユリシーズもキールが地球の地理に詳しいという事実が判明したから降ろさないとするのではなく、単なる善意だか馴れ合いで乗せていたという辺りからして、こういう作風なのか?
 だとすれば、下手に現実の地球、現行の武器を使わずに一から架空の世界を作った方が無難だったような? 架空の世界なら非現実的な描写でも「そういう風習」と納得することが出来ても、この作品は近未来とはいえ現実と地続きだから、余りに非現実な描写をされると鼻白んでしまう。

 もっとも、一番の問題は延長や休みをしょっちゅう喰らい視聴意欲が薄れる編成なわけだけど。

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2005年8月 2日 (火)

『BLEACH』43「卑劣な死神」

 十二番隊隊長マユリの悪辣ぶりが白眉。
 マユリ、部下である十二番隊隊員を人間爆弾として吹き飛ばす。
 マユリ、副隊長のネムを囮にし、ネム諸共雨竜を斬る。さらに瀕死のネムを手際が悪いと暴行。
 マユリ、実験材料にした雨竜の祖父の写真を公開。画面には直接映らないものの、雨竜の眼鏡に反射してある程度はわかる。

 規制の厳しいテレビ東京でよくぞここまでやったというか。(有線ロケットパンチを外す時も結構グロだし)
 絵的にも相当頑張っている上にマユリ役の中尾氏のテンション高すぎる怪演ぶりを得て鬼に金棒。(ネム役の釘宮氏の死にそう演技もまた素晴らしい。低音で話す釘宮キャラは良い感じの薄幸娘ばかり……)
 マユリがこれだけ残虐な悪党に仕上がると、それに対する雨竜の怒りや道具扱いのネムの哀れさがより引き立つというもの。
 最近のバトルモノでは敵にもそれなりの事情がある……という湿気った流れのものばかりでマユリのように裏表の無い威風堂々とした非道ぶりを見せられるとかえって新鮮、かつ爽快で格好良い。
 思わずマユリ様のファンになりそう。(部下には絶対なりたくないが)

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2005年8月 1日 (月)

『おねがいマイメロディ』18「時間がいっぱいあったらイイナ!」

 夢野三姉妹強化回?
 特に「おとうさーん」と抱きついてさらにぎゅっと締めたり、「琴は腕持ってあげる」と言いつつ半ばぶらさがったり、約束を反故にされてからのいじけっぷりといい、夢野パパに甘える末っ子の琴の可愛さは反則。(冒頭から唯一人水着で視聴者サービスしてくれているし)
 11話で手持ち無沙汰の琴がパパの腕でじゃれて遊んでいた様といい、琴はパパと一緒にいると可愛さが引き立つ。

 その琴ほど無邪気に甘えられず、時にはジト目でパパを見る長女の奏、次女の歌もパパの帰宅には声を揃えて「あ、帰ってきたー」と喜ぶパパ大好きっぷり。高校生の奏、中学生の歌、小学生の琴、年齢による三者三様のファザコンっぷりの匙加減が見事。琴は平気で父にスキンシップを求めるけれど、上の二人はさすがにそこまではしないという所でぎりぎりのリアリティを保っている。
 この娘たちの描写がとにかく良いので、ラストの夢野パパの「僕には奏や歌や琴の笑顔があればそれで十分幸せなんです」という台詞も得心がいく。傍から見ても実に羨ましい(苦笑)

 そのパパの周囲の時間だけクロミの魔法で速くなる……ここで、ちゃんと運動エネルギーを考慮したSF描写となっているのは、さすがはマイメロスタッフと言うべきこだわりぶり。
 テレビを見ている幼児に仕組みを尋ねられる保護者は迷惑だろうけれど。……というか、保護者の皆さんはマイメロ一族の無法っぷりを投書しないかということが心配だったり。

 それはともかく、済し崩し的に夢野パパに紹介されるマイメロ一族。
 ここで「紹介」はすれど誰一人「説明」はしないというひねくれ方がマイメロ的というか?
 夢野パパはマイメロをお風呂スポンジとして使った因縁があるので、その伏線もちゃんと消化して欲しい所。

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『ゾイドジェネシス』17「怒り」

 無敵団壊滅!……したものの全員しぶとく生き残っていたことに一安心。(テレ東公式ではゲオルグ参戦と描かれていたので全滅を覚悟していた分尚更)
 それでいて、ルージとガラガには全員戦死したと思われているのがミソか? 無印の翼の男爵のように格好よく再登場されると無敵団っぽくないので再登場しても今まで通りフィラソードでチマチマ動いて欲しかったり。

 それにしても、よく前回の一話だけで五人のキャラを立てたもの。
 無敵団のキャラ立てが前回完了しているからこそ今回の壊滅劇に悲壮感が生まれ、その仲間たちの最期を目の当たりにし、なおかつ「また」自分だけが生き残ったという無力感からガラガが自らデッドリーコングの左手の封印を解き自暴自棄のバーサーカーモードへ、という見せ場が機能したのだろう。
 同時にここで「仲間を死なせて本気にならせる」というパターンを使ってしまったわけだから二度とは使えない。自ら「お約束」を封じたスタッフの心意気は今後の展開に果たして吉と出るか凶と出るか?

 それはともかく、無敵団はガラガとルージの現状認識とさらなる決意を描くための「手段」として用意されのだろうが、このスタンスの違いが世界の奥深さに一役買っているのが面白い。
 「小さなことからコツコツと」という無敵団のモットーではディガルドは倒せない。もっともソレはルージたちのように力がある者たちの論理。
 なぜなら、ディガルドのバイオゾイドに対抗しうるのは、滅多に無いメタルZi製の武器を持つゾイドのみ。
 そんな強力ゾイドを持たない普通の人々がディガルドに抵抗するには無敵団のように地味なゲリラ戦以外無い。
 無敵団の主張は彼らの立場からすれば最善の策であり、だからこそ壊滅的ダメージを受けてもルージたちのように方針転換はせず「小さなことからこつこつと」というモットーを崩さない。
 この差を意図的に描いていることには好感。あいかわらず、こういう地味なポイントに強い作品だ。

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