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2005年11月 2日 (水)

『新必殺仕置人』04「暴徒無用」

 コロにめざしを与えながら、
「野良犬になってひもじい思いをした方がいいか? それともここで辛抱してめざしを食っているか? どっちか得かよぉく考えろ」
 と、諭す主水。彼の人生観が良く出ているわけだが、辛抱していればどうにかなるという考えはいかにも七十年代というか。(辛抱をしてもめざしを食べていける保証が無いのが現代)

 今回の仕置の標的は霞村の伊右衛門。影沢村を兵糧攻めにし餓死者を出す辺り相当な悪なのだけれども、そうまでして手に入れたかった影沢の女に対する想いは真摯。彼女以外は目に入らなくなったから女房や女を追い出したという言葉通り、伊右衛門の屋敷には女っ気が全くない。(だからこそ、偵察の正八が持ち込んだ黄表紙に手下が群がったのだろうけども)
 一方、全滅覚悟でも六百年の村の掟に従い続ける影沢村の宗兵ヱ。都の高貴な人にだけ女を売る……というのが平家の落人の子孫である影沢のプライドなのだろうが、売られていく女に取ってはそれが果たして幸せかどうかはわからない。むしろ、主水の言うように伊右衛門に撃っていれば万事丸く収まっていたとしか思えない辺りが今回のミソか?

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