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2005年11月 5日 (土)

『新必殺仕置人』06「偽善無用」

 何気なく挿入されている鉄の一日が面白い。
 朝→女郎屋から寅の会に出勤。昼→蔭間の給仕でおネェ言葉を繰りながら仲良くお食事。夜→将棋を打ちながら片手間で仕事(按摩)。鉄のおそろしいほどの私生活の充実っぷりは、心のオアシスだったコロを捨てるはめになった主水とは好対照。
 今回面白い所は、標的の佐吉の具体的な悪事を描いていない所。
 普通はおちかの娘が殺されるとかして、偽善のメッキが剥がれるということになるのだろうが、あくまでおちかの執念から佐吉の悪事を浮かび上がらせるという手法。そのためか娘はもちろん、おちかも無事。主水や松の隠れたおちかへの善意が報われるという珍しい展開。
 仕置に関しては、逃げようとする舟の舫い綱を体に巻きつけることで強引に二間の射程範囲に収める松というシーンがユニーク。

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