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2005年11月23日 (水)

『D.C.S.S.』21「二人の魔法使い」

 アイシアに「ずるい」という言葉を投げかけられたさくら。この言葉は図らずも無印で音夢を糾弾するのにさくらが使ったものと同じ。
 音夢の場合は朝倉兄を囲い込むために妹という立場を利用尽くしただけあって確かに「ずるい」という言葉が適切なわけだが、今のさくらの場合は「ずるい」というよりは「みっともない」という所だろう。
 さくら、ことり、眞子は朝倉兄に未練たらたらなのに、その過去を美しい思い出として誤魔化そうとしたり、欠片も祝福していないのに、音夢と朝倉兄の仲を飾るような言い方をしたりと果てしなく格好悪い。特にさくらは誰にも知られず島を出たはずなのに臆面も無く戻ってくる辺り株価大暴落という所だろう。(アイシアが事件を起して、それを解決するために助っ人として登場するならともかく)
 そもそも、さくらは抜群に洞察力に優れていて頭の切れる子という設定なのに(前作での対音夢、対朝倉兄に対する論撃等)、どうも本シリーズでのアイシアを最初からバカにしているような態度は不可解。これでは、さくらが一番のトラブルメーカーにしか見えない。やはり、アイシアVS音夢に持っていくために「それなりに強い前座」扱いにするためにさくらはスペックダウンさせられたのか?
 たしかに、現在の初音島の腐った状況をアイシアに断罪させるのは、悪くはないのだけれどその状況設定と話運びがお世辞にも巧くないなので、前作でのさくらの冷徹・かつ論理的な朝倉兄妹への糾弾と違ってどうにも迫力に欠ける……。

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