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2005年8月 5日 (金)

『ぺとぺとさん』04「家庭の事情」

 くぐるの命を狙う妹・ちょちょ丸襲来。
 くぐると同じくツリ目・黒髪ロング・武闘派という強力属性を受け継ぐと同時に八重歯というチャームポイントを装備。
 性格はくぐるを上回る好戦性。しかも、どう見ても姉より頭が良さそう。
 何より恐ろしいのは、その格好。
 真紅のスーツに黒ストッキング、胸元にネックレスとばっちり決めたキャリアウーマン美人系。それを七歳児でやる発想に乾杯。
 しかも、七歳にして極道の親分(跡目係争中)。
 ハイレベルなツンツンキャラを常備しているぺとぺとさんだが、ちょちょ丸のキャラ立ちの良さは群を抜いてる。大人幼女というか、幼女大人というか……インパクトがとにかく大きい。
 おまけに実質上の初登場が、鉈(くぐる)VS爪(ちょちょ丸)という少なくともちょちょ丸の方は殺る気満々の姉妹喧嘩というのも派手。
 今回は贔屓の真壁姉妹未登場ながらもちょちょ丸の美味しさで満足というか。

 また、丸くて小さくてふさふさのキジムナー軍団は普通に考えればマスコットキャラ的扱いになるのだろうけど、本作の場合「こぬりちゃん」という強力無比なマスコットキャラがいるから……何より、可愛いもの好きのぺと子が「可愛い~」と抱きつかないあたり、可愛さランクでは、こぬりちゃんはもちろん、ちょちょ丸にも水をあけられている?
 ……というか、もしかしてぺと子は本能的な妹スキーだとか?

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2005年8月 4日 (木)

『フルメタル・パニック!TheSecondRaid』04「デイライト」

 情報が筒抜けという状況を逆手に取ったテッサの戦闘管制により、ゲイツ陣営に反撃の罠を仕掛ける……。
 敵味方双方の戦術の前提になっているのが、データリンクシステムによる電子戦。そして、反撃の糸口がブリーフィング時の会話。
 電子戦やブリーフィングといった戦争モノのアニメでは滅多にお目にかかれない小道具で脚本を作っているのが面白い。

 また、この反撃の肝は鉛筆と坑道図だけによるマニュアルでリアルタイムの戦闘管制を独りで行うテッサの天才ぶり。(ここでテッサが通信から得た情報を一々坑道図に書き込んでいる地味な描写があることはポイントが高い)
 これを当然の如く受け入れるTDDの面子と、それが可能であった事に驚くブルーノの対比はTDDの面子へのテッサへの信頼の高さとこの反撃作戦がいかに非常識なものであったことかも同時に説明している。
 だからこそゲイツ陣営は「おかしいと思いつつも、常識的に考えて不可能という思い込みで失敗する」。
 これは、前回のTDD陣営が「おかしいと思いつつも、情報が漏れているわけが無いという思い込みで失敗した」というのとかけているのだろう。
 凝った脚本とそれを的確に絵にした演出、さらに綺麗でよく動く(今回は玉蘭vsマオの白兵戦の動きが見もの)のだから諸手をあげて褒めるしかない。

 ……それにしても玉蘭の動きがいちいちエロい。
 美脚を惜しげもなく披露しているマオ戦もそうだが、通信している時にナイフをおもちゃしている時の動きが特に。
 あと、そこで返り血が気持ち悪いからシャワーを浴びたいと言いつつも姉とラブラブする方を優先する辺りなんとも。
 もっとも、二話、四話、五話予告の玉芳の動きを見ると玉芳の方が攻めのようなので妹とラブラブしたい玉芳に捕まったと見ることも出来るが。(姉に抱かれつつも「ここは寒い」と何気に帰宅を薦めているし)

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2005年8月 3日 (水)

『奥さまは魔法少女』05「大人なら OK よ、ということ」

 主人公が松下村塾で「吉田松陰が見えた」という感想をもつわけだが、この世界はワンダーランド。つまりは創られた世界に過ぎず、見た目はともかく実際に萩ではなく当然、そこには吉田松陰も最初からいないはず。
 つまり、それっぽいセット……例えば太秦映画村で「江戸の空気を感じた」と言うようなもの。
 時代は変われど、そこにかっては居た者と同じ景色を見ている……というわけではない。何しろ「セット」にしか過ぎないのだから。

 創られた世界という、基本設定からすると実在の人物を出すべきではないのに、わざわざそれを前面に出したのは今後の伏線のためなのか?(何も知らない主人公を弄び、それがバレることで事件に結びつけるとか)
 主人公に松下村塾へ行くことを薦めたのが嬉子。さらに同行したのが大人に変身したさやか、という事実は後で「騙された」主人公を逆ギレさせるには十分な起因だろうし。

 どうにも作為的な設定とやたらにテーマを強調、嬉子の無茶苦茶な言動からスタッフは何か企んでいるような気がして構えてしまう……。

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『タイドライン・ブルー』03「ドゥーラビィーラ」

 ついに始まる潜水艦戦……なのだが、圧壊する新国連の潜水艦が、その動きの軽さとスケールの小ささが魚雷にしか見えないというのは海洋モノとしては致命的なような?
 海上にいる新国連のイージス艦もヘリを飛ばしただけで、対潜攻撃をするわけでもなく遊んでいただけ。どうにも緊張感に欠ける描写。
 緊張感といえば、新国連の事務総長と敵の捕虜たるティーンをたいした護衛要員も付けずに同じヘリに乗せた上に、さらにはダチョウまで乗せるというのも理解に苦しむ。
 まあ、反乱艦であるユリシーズもキールが地球の地理に詳しいという事実が判明したから降ろさないとするのではなく、単なる善意だか馴れ合いで乗せていたという辺りからして、こういう作風なのか?
 だとすれば、下手に現実の地球、現行の武器を使わずに一から架空の世界を作った方が無難だったような? 架空の世界なら非現実的な描写でも「そういう風習」と納得することが出来ても、この作品は近未来とはいえ現実と地続きだから、余りに非現実な描写をされると鼻白んでしまう。

 もっとも、一番の問題は延長や休みをしょっちゅう喰らい視聴意欲が薄れる編成なわけだけど。

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2005年8月 2日 (火)

『BLEACH』43「卑劣な死神」

 十二番隊隊長マユリの悪辣ぶりが白眉。
 マユリ、部下である十二番隊隊員を人間爆弾として吹き飛ばす。
 マユリ、副隊長のネムを囮にし、ネム諸共雨竜を斬る。さらに瀕死のネムを手際が悪いと暴行。
 マユリ、実験材料にした雨竜の祖父の写真を公開。画面には直接映らないものの、雨竜の眼鏡に反射してある程度はわかる。

 規制の厳しいテレビ東京でよくぞここまでやったというか。(有線ロケットパンチを外す時も結構グロだし)
 絵的にも相当頑張っている上にマユリ役の中尾氏のテンション高すぎる怪演ぶりを得て鬼に金棒。(ネム役の釘宮氏の死にそう演技もまた素晴らしい。低音で話す釘宮キャラは良い感じの薄幸娘ばかり……)
 マユリがこれだけ残虐な悪党に仕上がると、それに対する雨竜の怒りや道具扱いのネムの哀れさがより引き立つというもの。
 最近のバトルモノでは敵にもそれなりの事情がある……という湿気った流れのものばかりでマユリのように裏表の無い威風堂々とした非道ぶりを見せられるとかえって新鮮、かつ爽快で格好良い。
 思わずマユリ様のファンになりそう。(部下には絶対なりたくないが)

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2005年8月 1日 (月)

『おねがいマイメロディ』18「時間がいっぱいあったらイイナ!」

 夢野三姉妹強化回?
 特に「おとうさーん」と抱きついてさらにぎゅっと締めたり、「琴は腕持ってあげる」と言いつつ半ばぶらさがったり、約束を反故にされてからのいじけっぷりといい、夢野パパに甘える末っ子の琴の可愛さは反則。(冒頭から唯一人水着で視聴者サービスしてくれているし)
 11話で手持ち無沙汰の琴がパパの腕でじゃれて遊んでいた様といい、琴はパパと一緒にいると可愛さが引き立つ。

 その琴ほど無邪気に甘えられず、時にはジト目でパパを見る長女の奏、次女の歌もパパの帰宅には声を揃えて「あ、帰ってきたー」と喜ぶパパ大好きっぷり。高校生の奏、中学生の歌、小学生の琴、年齢による三者三様のファザコンっぷりの匙加減が見事。琴は平気で父にスキンシップを求めるけれど、上の二人はさすがにそこまではしないという所でぎりぎりのリアリティを保っている。
 この娘たちの描写がとにかく良いので、ラストの夢野パパの「僕には奏や歌や琴の笑顔があればそれで十分幸せなんです」という台詞も得心がいく。傍から見ても実に羨ましい(苦笑)

 そのパパの周囲の時間だけクロミの魔法で速くなる……ここで、ちゃんと運動エネルギーを考慮したSF描写となっているのは、さすがはマイメロスタッフと言うべきこだわりぶり。
 テレビを見ている幼児に仕組みを尋ねられる保護者は迷惑だろうけれど。……というか、保護者の皆さんはマイメロ一族の無法っぷりを投書しないかということが心配だったり。

 それはともかく、済し崩し的に夢野パパに紹介されるマイメロ一族。
 ここで「紹介」はすれど誰一人「説明」はしないというひねくれ方がマイメロ的というか?
 夢野パパはマイメロをお風呂スポンジとして使った因縁があるので、その伏線もちゃんと消化して欲しい所。

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『ゾイドジェネシス』17「怒り」

 無敵団壊滅!……したものの全員しぶとく生き残っていたことに一安心。(テレ東公式ではゲオルグ参戦と描かれていたので全滅を覚悟していた分尚更)
 それでいて、ルージとガラガには全員戦死したと思われているのがミソか? 無印の翼の男爵のように格好よく再登場されると無敵団っぽくないので再登場しても今まで通りフィラソードでチマチマ動いて欲しかったり。

 それにしても、よく前回の一話だけで五人のキャラを立てたもの。
 無敵団のキャラ立てが前回完了しているからこそ今回の壊滅劇に悲壮感が生まれ、その仲間たちの最期を目の当たりにし、なおかつ「また」自分だけが生き残ったという無力感からガラガが自らデッドリーコングの左手の封印を解き自暴自棄のバーサーカーモードへ、という見せ場が機能したのだろう。
 同時にここで「仲間を死なせて本気にならせる」というパターンを使ってしまったわけだから二度とは使えない。自ら「お約束」を封じたスタッフの心意気は今後の展開に果たして吉と出るか凶と出るか?

 それはともかく、無敵団はガラガとルージの現状認識とさらなる決意を描くための「手段」として用意されのだろうが、このスタンスの違いが世界の奥深さに一役買っているのが面白い。
 「小さなことからコツコツと」という無敵団のモットーではディガルドは倒せない。もっともソレはルージたちのように力がある者たちの論理。
 なぜなら、ディガルドのバイオゾイドに対抗しうるのは、滅多に無いメタルZi製の武器を持つゾイドのみ。
 そんな強力ゾイドを持たない普通の人々がディガルドに抵抗するには無敵団のように地味なゲリラ戦以外無い。
 無敵団の主張は彼らの立場からすれば最善の策であり、だからこそ壊滅的ダメージを受けてもルージたちのように方針転換はせず「小さなことからこつこつと」というモットーを崩さない。
 この差を意図的に描いていることには好感。あいかわらず、こういう地味なポイントに強い作品だ。

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2005年7月31日 (日)

『雪の女王』11「赤い靴」

 小林沙苗……恐ろしい子っ! と、思わず唸ってしまうくらうカーレン役の小林氏の圧倒的な存在感が全てを「食って」しまっている。
 まさに、ガラスの仮面16話での月影先生と菊子さんの会話そのまま。
 小林氏は脇役の時は余りでしゃばらないのに、どうしたわけか今回は出だしから全力全開で濃い演技をしまくり。そして、その「濃さ」が出崎演出の濃さとあいまって物凄いことに……。
 冷静に見れば脚本自体は特に面白味は無いのだけれど、小林氏の演技力に惹きつけられ画面に集中してしまい今までの雪の女王の中で一番見応えのある回に。
 
 ここまで出崎演出がハマった例は最近だとOVA『ブラックジャック しずむ女』での月子役の折笠富美子氏くらい?
 出崎作品の場合、声優は自然体の演技よりメリハリが利いた芝居がかった演技の方が映えるような……。

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