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2005年11月12日 (土)

『ラムネ』05「星空と望遠鏡」

 妹vs恋人……とならないのがラムネの芸風。
 今回の話は多少はもつれた方だが、肝心の鈴夏が兄とナナミーの幸せを本気で願っているわけだから当然といえば当然か? ナナミーのきちんとフォローする性格もあるが、ナナミーに兄を「盗られた」と考えない鈴夏の真面目な性格が大きいだろう。予告の妙な仲良しっぷりといい本当にまったり……で、てれりこ、てれりこって何語?

 それはともかく、本当にどこで出現しても赤ジャージなのね、多恵先輩……。

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『新必殺仕置人』11「助人無用」

 正八曰く「仕置人の骨董品」の天狗の蔵三による仕置のサポートを蔭ながら遂行することになった鉄チーム。
 外傷を残さない鉄はともかく、暗殺向きではない主水は後続部隊を分断し叩き斬り、松はサイレンサーを作って仕置(これはかなり使える新装備なのに二度と使われなかった)。
 ある意味、難関突破のパターンなのでなかなかに面白い。
 また、蔵三の仕置は雨戸を開けるの油を流して滑りをよくしたり、廊下を移動する際に反物を敷いて音を消すなど仕事が丁寧だったことも印象に残る。(オチの言葉もまた良い)

 それにしても、今回はいつにも増して食事シーンが多い。ふわふわの卵焼きなどというめざしが普通の中村家には似合わない料理が食卓に上っていたし、待機中に皆で蕎麦を食べているし……いつも皆でおやつを食べていることが多い鉄チームだが、今回は主水も一緒なのでより仲良し感が増している。

 それはともかく、借金を断られた腹いせに松の家の障子に穴を開けたり、正八に借金を断られると商売ものの絵草氏を投げつけたりほとんど子供……山崎氏、ノリノリの演技。

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『新必殺仕置人』10「女房無用」

 今回は相模屋殺しと、相模屋に拐された中村りつ救出作戦を同時進行。
 しかも、相模屋殺しに失敗した仕置人が捕らえられ寅の会未曾有の危機
 ……の割には話自体は平凡。
 印象に残るのは、仕置の際に松が鉄発案の手榴弾が使われたことと、子供達を偵察要員として使って、ターゲットに不信感を持たれずにかつ楽々仕事完遂の正八くらいか?
 逆に、囮として全力疾走した上に、三人も仕置した鉄は働き者。
 相模屋を張り倒したあげく、脇差で反撃しようとしてくる相手に畳を被せて、その上から背骨外しというかなりワイルドな仕置っぷり。また、今回は久々に頚骨折りも見せた。

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『新必殺仕置人』09「悪縁無用」

 複雑かつスリリングだった展開だった前回と打って変わって今回は平凡。
 松が特性五連装竹鉄砲を作ってまで仕置するほど、仕置のターゲットの音吉が悪党に見えないのが一番の問題点か?
 その鉄砲作りに手間取っている間に死神に仕置を催促されるも、完成まで待っていた鉄は何気に良い奴。

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『新必殺仕置人』08「裏切無用」

 必殺シリーズ随一の主水の危機。刀を奪われ利き腕の間接を外され鉄と松にリンチを受ける。
「こいつとは古い馴染みだ。殺るのは俺しかいねえよ」
 と、鉄も本気だったし、おていの仲裁が無ければ確実に殺されていただろう。
 実際、表の稼業での点数を稼ぐために、チームの皆を騙した主水は制裁くらい受けても文句を言えない。何より、その不実を主水は許されるだろうと甘えた考えを持っていたわけだし。(親友の鉄と組んでいることからの油断か? もっとも主水をリンチに掛けられるのも鉄だけなわけだが)
 一方の鉄は主水のセコい考えを予見した素振りを見せつつも、主水を信じて彼の言うとおりに待っていたわけだから、その意味での「裏切り」は行われている。

 ボロボロになりながらも仕置に向かう主水に、「痛かったろう、ごめんよ?」でニッコリ笑いつつ、外した間接を元に戻す様が憎めない。
 その際の「だいたい手前が役所勤めなんかしているから悪いんだ。これを機会にやめろ」という鉄の助言と「そうはいかねえや。俺は手前たちと違って一番安全な所で仕事をしているんだ。俺はヨレヨレになったって奉行所止めねぇぞ」という主水の返答は最終回を知っていると複雑。

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2005年11月10日 (木)

『魔法少女リリカルなのはA's』06「それは小さな希望なの(後編)」

 語られるヴォルケンリッターとはやてとの出会い。
 前作のフェイト。SS02のリニス、アルフ。そして、なのはA'sでの杖ズに引き続き、都築節得意の「健気な人外シチュエーション」が冴え渡り、完全にヴォルケンリッターたちが主役へと躍り出る。
 特に一番はやてに懐いているヴィータが美味しい。疲労困憊で前のめりに倒れつつ「痛くない、こんなのちっとも痛くない」と立ち上がり、「帰ったら、きっとあったかいお風呂とはやてのごはんが待ってんだ。優しいはやてがニコニコ待っててくれるんだ。そうだよ、あたしはスッゲー幸せなんだ。……だから、こんなの全然痛くねー」と再びリンカーコア回収に向かう様ときたら。
 一話で、ヴィータがなのはの攻撃に激怒したのも『はやてにもらった大事な騎士服を破られた』という事情を考えれば納得も行くし、ヴィーダのはやてへの愛情の深さもよくわかる。
 主のために、敢えて主の唯一の『お願い』を破る道を選んだヴォルケンリッターは、前作のフェイト同じく『話しても仕方が無い』状況。自分に可能な唯一にして最期の手段を最大限の努力で遂行するしかないほど追い詰められているわけだから。
 ヴォルケンリッターたちの必死の描写が描かれている反面、なのは陣営はどうにも戦う(関わる)理由が弱く、ヴォルケンリッターたちの邪魔をする敵役にすら見えなくも無い。ヴォルケンリッターたちが、はやてのために必要以上に他人への迷惑をかけないというスタンスを貫いているから尚更、そういう印象が大きい。

 ……まあ、冷静に見れば「はやての百合ハーレム?(わんこ含めず)」な状況なわけだが、リーダーのシグナムを筆頭とするヴォルケンリッターのストイックさと、何より主に尽くすのが美徳である「騎士」と設定しているがゆえに、ハーレムや擬似家族モノ特有の胡散臭さを感じさせないようにしているのが巧い。

 また、騎士服ははやてのデザインという事実が判明したわけだが……ヴィータのゴスファッションははやての趣味なのか? ヴィータの普段着は活動的なものばかりで、おそらくはこちらが彼女自身の趣味。だからこそ、はやてはヴィータに可愛い服を着せたいのかもしれない。
 しかし、食事シーンの握り橋、お風呂シーンでのはやてへの眼差し、ぬいぐるみを買ってもらった時の嬉しそうな顔、そしてボロボロになりながらもはやてのためにリンカーコアの回収に勤しむ姿……ヴィータはこの一話だけで、相当にキャラが立った。
 果たして、はやて、すずかといったメインキャラは彼女に負けない活躍が出来るのだろうか?

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『ARIA』06「その 守りたいものに…」

 水の三大妖精最後の一人、オレンジぷらねっとのアテナ登場。
 アリスは「ドジっ子」とアテナを評しているものの、実際は「おっとりしている」という感じか? アリスに目の前で「ヘタレ」と呼ばれても怒らない器の大きさだし、相手に気づかれない気遣いを自然に与えられるのは品と頭の良さの証拠だろう(単にズレているだけかもしれないが)。いわゆるドジが売りが他人に迷惑をかけて存在価値をアピールするドジっ子とは一味違う。今回のまーくん事件も実質アテナ一人で収拾したことを考えると、むしろたいした人物なのかも?
 ただ、奇行が目立つアリスがアテナと一緒にいると常識人に見えてしまう、という点を考えるとやはり相当に変な人……。まあ、灰汁の強いアリスの師匠としては最適な人材なのだろうが。

 それはそうと、相変わらず猫とは思えない動きをとり続けるアリア社長。ごく普通に前足を「手」として使っているし……。また、寝姿は何気に犬神家の一族だったり。

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2005年11月 9日 (水)

『新必殺仕置人』07「貸借無用」

 今回の標的は、湯女を狙った連続切り裂き殺人鬼……なのだが、その父のヤクザの親分・政五郎と同心・村上の揉み消し工作の方が遥かにえげつなく、この二人への仕置がメインへとシフトしてしまっている。
 このため、寅の会への仕置依頼の筆頭が政五郎となっていることに違和感を覚えにくく、それが予想外のオチへの伏線となっている。仕置人は結果的に仕置人たちはまんまと利用されたわけだが、本来なら仕置料が足りなすぎて仕事にならない仙太姉弟の恨みを晴らせたわけなので結果オーライという所だろう。(ただ、依頼を仲介する寅の会の杜撰な仕事が露呈したわけだが)
 見所は相変わらず多い食事シーン? 鉄と正八が並んで茶漬けを掻き込んでいる様が妙に味わい深い。そこで二両で政五郎の仕置を受けてきたことで(飯をおかわりまでしながら食べつつ)正八を殴る蹴る鉄の無茶苦茶さもさることながら、殴られたことで畳みの上に散らばったごはんを箸で集めて食べようとしている正八も正八。二人共、演技が妙にノリノリで楽しい。
 また、今回は初めておていが体を張って仕置のアシストに参加したのも特筆もの。おていと組んだ松は出番こそ少なかったものの、仕置の際に口笛を吹き、注意を自分に向けてから竹鉄砲を発射……というシーンはなかなか格好良い。また、仕置終了後に耳をしきりにいじり爆音が出たことを表現しているおていの演技もなかなかに細かい。

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『capeta』06「チーム・カペタ!」

 相変わらず当然のように義理と人情を優先させ、自ら苦難の道をひた走る勝平太。その意地と心意気に周りの大人たちは次々に落ちていく。勝平太が天才だとすれば、それはドライビングの才能以上に人たらしの才能だろう。ドライビング自体は個人で行うものの、最終的には裏方も含めての総力戦となるレースではこの他者を感化・奮起させる才能はどれだけプラスに働くだろうか?
 今回、美味しいのは社長。理性的な判断を下そうと務めつつも、最終的にはお父ちゃんの尻を叩く役に回っている。その自然な流れゆえか登場人物は誰も、彼の変化に気づいていないものの、視聴者に最も注目を浴びていたのは社長の動きのはず。
 社長の立ち回りの見事さゆえに、常識的な判断をしているお父ちゃんがヘタレ風味に見えてしまうのでそんな役回り。父親としては少しでも良い環境に息子を置きたいのは当然の親心なのだが。
 自重癖がある勝平太には珍しい我儘であるチーム・カペタ結成をお父ちゃんに促す所は、ただでさえ熱い本作品でも一、二を争う泣き所。
 おそらくは原作が優れているのだろうが、毎回、毎回、良いシーンに仕上げているスタッフもたいしたもの。

 それはそうと、勝平太がエンジンを確認中、お父ちゃんに謎の笑顔は振りまく茂波。お父ちゃんと視聴者へのサービス?(毎回、毎回違う服を着るのもサービスとして機能中)

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2005年11月 8日 (火)

『蟲師』03「柔らかい角」

 一話の陸の孤島。二話の蔵の中と来て、今回は雪に埋もれた村……まるで密室殺人をやってくれと言わんばかりの外界からの隔離された舞台設定は続く。
 今回の主人公、真火親子の描写がどうにも単純な親子愛の描写には留まらずm妙に艶っぽい雰囲気があるのもいつものことか? その真火。散歩時のもこもこに着膨れした格好が妙に可愛い。フジ公式ではギンコに「しぃーっ!」をしているまさにベストショットを紹介写真としている点も心憎い。このスタッフは本当に子供を可愛く描くことは天下一品。
 それと、今回は耳に憑く蟲と言うことで音響が凝っていた。ただ、ああいう演出は反射的にキャプチャーボードのトラブル? という考えが頭を過ぎるのであんまり心臓によくないけれども。

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『D.C.S.S.』19「さくらの言葉」

 今回明確になったアイシア対さくら……。
 どうやらこれが本筋らしいが、だったらなぜ音夢を出す必要があったのだろう?
 音夢がいないのでサポート部隊による水面下の確執→アイシア来島、みんなが幸せでない事に疑問を持つ→さくら帰島→アイシア、さくらに師事を断られる→アイシア独学、暴走→それを止める、さくらという流れにすれば一クールで充分に話を収められたような?
 どうにも音夢はわざわざ非音夢ファンの好感度を下げるために出したとしか思えない。(二年間島から離れていた理由も、帰島の理由も非現実的だし)
 さくらに対して嫉妬心を表面に出さない音夢という描写も、彼女の陰険さの表現に見えて仕方が無いし。「他の連中は無視出来るものの、さくらだけは許せない」とした方がまだ可愛げがあったろうに。

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2005年11月 7日 (月)

FNS地球特捜隊ダイバスター

 黒バラ(中井正広のブラックバラエティ)のタンジェントくんのコーナーをアニメキャラでやったという感じ。
 黒バラほどのブラックさから来るキレは無いものの、間や掛け合い自体は悪くない。アナクロさも味になっていて妙にバランスが良く、その気になればゴールデン進出も可能な企画か?
 三十分番組なのに五つも謎を解決する辺り、結構サービス精神旺盛。
 ちなみに関西テレビでの放送ではヴィダーインゼリーはスポンサーではなかったので、博士のギャグは見事に滑ったり……。

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2005年11月 6日 (日)

『地獄少女』05「高い塔の女」

 地獄少女の地獄送りシステムの欠陥を付いた一作。
 地獄送りの依頼者は地獄行きが決定している。つまり、今後の人生でどれだけ善行を積もうが天国にいける可能性はない。ならば、娑婆にいる間に悦楽の限りを尽くすだけ尽くせば良し。それで誰かに恨まれて地獄送りにされようとも、元より地獄行きが決定しているのだから痛くも痒くもない……ということになる。
 今回の主役の少女は元より万引き犯かつ、ハッカーをしていたほど悪に近く智恵が回り、脅迫者がさらに良い悪の師匠だったことから、この盲点に気づかせたのだろう。
 すっかり悪に目覚めた少女で終わる今回の話は、その殺伐としたラストゆえに大満足。彼女が今後あいと再会し対決でもしてくれたら面白いのだけれどども。

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『地獄少女』04「聞こえぬ叫び声」

 先週分。
 今回の標的は動物病院の院長……なのは良いのだけれど、せっかく子安氏という味のあるはっちゃっけた悪役が出来る人なのにイマイチぱっとしない。
 少女に取っては唯一の家族とはいえ犬を殺した程度で、地獄送りにするほどの復讐に値するか? というと描き方によるだろう。
 例えば『必殺仕業人』で犬を殺された少女の恨みを晴らすため仕業人が殺しをしている。標的の行った悪とは犬殺しと強姦。そして少女の誠意を踏みにじったという程度。何より、少女は依頼をしていない。一人ぼっちの少女の唯一の拠り所であった犬を殺され、その絶望と怒りは周囲の事物全てに向かい、少女を心配して様子を見に来た主水に投げつられた金を、主水が勝手に仕置料とした。これは「相手が悪党だから殺すべき」というよりは「少女が余りに可哀想だからせめて恨みを晴らしてやらないと寝覚めが悪い」というもの。
 話は返って地獄少女の今回の依頼者は、設定をよく見るとたしかに可哀想なのだけれど、実際の画面では少女の孤独感や犬への愛情描写や、何より犬を失った事への怒りがどうにも欠けている。だから、どうしても軽い。これは演技レベルの問題ではなく脚本レベルの問題だろう。
 どちらかというと、今回は院長より違法行為を積極的にしている少女の協力者の病院スタッフの方が問題に見える。間接的に協力するならともかく、どちらかというとスタッフの先導。たしかにこうする方が話は早く進むわけだが、そのおかげで少女が愛犬の死を解明する努力という要素が欠けてしまうことに……。

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